縣神社参拝と生贄

2018-09-17

縣神社(あがたじんじゃ)初参拝

先日、宇治市にある縣神社を初めて参拝しました。

以前から「暗闇祭」という奇祭があるとうわさだったので、縣神社の存在は知っていました。

境内に入ると目に入るのは大きな木々です。

特に縣の杜のご神木とされるムクの木は、推定樹齢500年。

スクッとまっすぐに天に向かって伸びるムクの木は、とても清々しい印象です。

幹に巻きつくしめ縄は、大きな蛇のようです。

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御祭神は木花咲耶姫命。

ご存知、天孫瓊瓊杵命の妃神におします。

そういえば、前日に訪れた藤森神社の大将軍社には、姉神である磐長姫命がおまつりされていました。

だからなんということもないんですが、こういう神様連鎖があると楽しい気分になります。

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木花咲耶姫はとても美しい女神とされており、その名前からもとても華やかな、花びらのような可憐なイメージを持っていたのですが・・・

木花咲耶姫様とコンタクト

こちらでコンタクトに成功した女神様は、華やかさからは程遠くいぶした銀、否ゴールドのような、真鍮色のような、落ち着いたダウナー系なお方でした。

真っ暗な空間に、黒い龍が大きな体を丸めている。

その上に立つ女神様。

真っ黒い空間にその身を馴染ませて、静かに佇んでいます。

暗闇の間から燻された金色の光が漏れ出でています。

イメージとのあまりのギャップに、木花咲耶姫命様でおられるのか聞いてみると

「お前も知っている通り、神には二面性があるだろう?」と答えられました。

縣神社は大和政権の時代に成立したとされています。

しかし、女神様のいうことには、人間がこの地に地主神を見出すずっと前からこの地を守っているのだそうです。

黒い龍は「地の龍」で、空の龍とは少し種類が違うんだとか。

大地の水脈と関係がある様ですが、天から雨を呼ぶこともできるそうです。

本当に、とても穏やかで落ち着いた老成した女神様でした。

神様になでなでされる

とつぜん、懐かしくて切ない気持ちが込み上げてきました。

涙が止まりません。

血筋、魂の記憶がそうさせるようです。

女神様は、もっと近くにおいでとおっしゃり、優しく、たくさん、頭をなでてくれました。

(神様になでなでされるのは神社参拝時のあるあるです!みなさんもなでなでされていると思いますよ。)

家に帰ってから縣神社の大神様とのルーツを探ってみると、よくある話しだけれども、飢饉と疫病蔓延を止めるために川に身を投げて生贄になったようです。(私が生贄)

何度生贄になったら気が済むのでしょうか、私は。

なぜ、飢饉と疫病蔓延を止めるために、川に身を投げる必要があったのか、そこがよくわからないので、引き続き探ってみようと思います。

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