御霊神社の還幸祭

こんにちは!

ペム&ショーコです!

5月18日水曜日、映画でも見に行こうと思い立ち、出町柳に行きました。

出町柳は京大や下鴨神社に近い場所でです。

ちょうど鴨川と高野川が合流する地点の中洲が下鴨神社境内や森があり、めちゃくちゃ気持ち良い場所です。

鴨川と高野川の合流地点は鴨川デルタ(三角地帯)と呼ばれ、色々な人が遊びに来ています。

鴨川を東西に渡れるように、亀や千鳥の飛石が置いてあり、ぴょんぴょん飛びながら行ったり来たりできます。

有名なお饅頭やさん「出町 ふたば」もありますね〜!黒豆が生地に入った豆餅が絶品!

いつ行っても長蛇の列・・・、コロナ渦が1番ひどかった時でも行列ができていました。

美味しいもの食べること、美味しいと感じることって癒しですよね♪

というわけで、出町座で映画を観ようかな、どうしようかなと桝形商店街をぶらぶらしていると、

「御神輿が来るぞー!もう店じまいや!」

という声が聞こえてきて・・・周りを見渡すと、確かに今日は御霊神社(上御霊神社)の還幸祭ってポスターに書いてあるー!

いつもは閉じているアーケードの天井も、ガラガラ大きな音を立てて開いています!

へー、こんな感じで御神輿待つんだ。おもしろーい。

商店街は御神輿を待つ人でざわざわしています。

しばらくすると、商店街の入り口から大きな大きな御神輿がやってきました。

掻き手の人たちの「えらいやっちゃ!」という大きな掛け声、御神輿が揺れて飾りがシャンシャンと音をたてます。

沿道の人たちも「わーっ!」となっています

3年ぶりの還幸祭のせいでしょうか。みんなとても嬉しそうに盛り上がっています。

年配の方も若い人たちも「えらいやっちゃ」と一緒に声を上げています。

そんな中、私は御神輿が揺れながらやって来る様子を見て、なぜか心がとても震えて、いつの間にか涙が流れていました。

神様が「わーい!きゃっきゃっ!」と喜んでいるように、私には私には感じられたのです。

神様が喜んでいる、沿道の人が喜んでいる、掻き手の人たちが一生懸命役割を務めようと頑張っている、そんな色々な人の思いや心情が一緒となり、私の心を感動させたのかもしれません。

私は、その後引き寄せられるかのように、ふぉーっと、御神輿が御霊神社に帰るまで、御神輿の後ろをついて回りました。

お馬の後ろあたりをずっと。氏子でもないのに。笑

京都のお祭りを少し体験できた気分です。

神社に戻ってからも境内で御神輿が揉んで(これは方言でしょうか?)、途中、御神輿に潰されるかもという生命の危機を感じつつも、御神輿の行方を最後まで見届けました。

写真や動画を撮りまくったので、途中携帯の充電がなくなり、家に連絡できずにいました。

夜9時30頃帰宅すると、ダイニングテーブルの上にぱんくんからの置き手紙が・・・

「(ショーコの)捜索に出ています。帰ったら連絡ください」

捜索されてる!笑 私!笑 とか笑ってる場合じゃないので、すぐにぱんくんに連絡し、無事なことを伝えましたとさ。

それにしても御霊神社の御神輿はとても大きかったです。すごく重そうでした。

御神輿を振る場所が決まっていて、御神輿を振る様が見どころの一つなんですが、掻き手の人たちがめちゃくちゃ大変そうでした。

みなさん、疲れたら交代しなが担ぐのですが、とても平常時の心理では無理だろうなと思いました。

お祭りの時って、掻き手の人とか曳き手の人って、アドレナリンが出まくっているというか、一種トランスじゃないけど、普通の状態とは違っているように見えます。

気も荒くなるし(見聞しました)。

でも、何はともあれ、お祭り関係の皆様お疲れ様でした。

お馬さんも暑い日に長いこと宮司さんを載せて、よくがんばって歩かはったと思います。

冷泉家前にて
お馬さん

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