2018-11-20
このブログ記事は「蛇おんなペムのオカルト>スピリチュアル日記」https://snakelady13.hatenablog.com/(現在封鎖)に記載したものを再投稿しています。一部改訂を加えている部分があります。
先日、蚕ノ社を参拝した。

正式な名前は木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)です。
地元の人たちは「このしまさん」とらしい。
私が訪れた日も、近所に住まうらしき家族連れが何組か訪れており、また、神社のすぐ左手には保育園があるため、とても地域に密着して愛されている神社といった趣だ。
こちらの御祭神は天之御中主神、大国魂神、穂々出見命、鵜葺草葺不合命、瓊瓊杵尊の5柱で、天之御中主神は天地開闢の際に現れた神様で別天津神であり、造化三神の1柱である。
社名からもわかるように元々は、「天照御魂神」をおまつりした神社だったと考えられるそうだ。
天照御魂神は天照大神とは別の太陽神であるという説がある。
蚕の社と呼ばれる所以は、秦氏とゆかりの深い織物の神様である養蚕神を御本殿東側に祀ることによるんだとか。
こちらで御本殿にいらしたのは、白いヒゲを垂らしたおじいさんの顔に真っ白い蛇のような、蛇よりももっとムチムチした質感の細長い胴体をもつ大きなお方だった。
ニコニコニコニコしておられる。
かの台風で境内の木や建物が被害を受けていたが、そんなこと全く気にしていないようだった。
ちゃんとそのうち直してくれるだろうから大丈夫だと。
こちらの神社には三柱鳥居という非常に珍しい鳥居がある。
(画像参照)

この三柱鳥居は、稲荷山と松尾山の冬至線、比叡山の四明岳と愛宕山の夏至線に関係するという説があるそうだ。また、どういう根拠かは忘れたが古代ユダヤと関係があるとも言われるなど、かなりミステリアスな鳥居なのだ。
一つ気になっていたことを聞いてみた。
こちらの神社は本当に古代ユダヤと関係があるのかと。
神様らしき方は、よくわからない様子だった。
よくわからないというよりも、まるで頓着していないようだ。
古代ユダヤや古代朝鮮と仮に関係があったとしても、それは今この神社であり、日本の長い歴史や信仰に取り込まれているんだから、なんで今更そんなこと聞くの?と。
それよりもこの地で長い間神様として存在し、この場所や人を守り、日本の信仰の一部を担って来たことの方がもっと大切だと思うよという。
実は、この手の質問は別の神様にもしたことがあるのだが、同じような反応が帰って来た。
そんなことなんでそんなこと聞くの??と、純粋にぽかーんとされるのだ。
キリスト教のことはよく知らないが、キリスト教的神である全知全能の神と日本的な土地に根ざした八百万神様(もちろん天津神も含む)は根本的にあり方が違うのではないだろうか。
神様として祀られていてもすべてのことを知るわけではないのかもしれない。
最後に、もう一つ気になっていたことを伝えて見た。
三柱鳥居に湧いていた水が枯れて寂しいということ。
すると、
目には見えないけれど、今でも水は豊かに湧き上がり池を満たし、境内を流れているから、何も心配ないよ〜。
昔と変わらず同じ力があるから安心しなさいね。
と、またニコニコ笑いながら優しく教えてた。
木嶋坐天照御魂神社
〒616-8102 京都府京都市右京区太秦森ケ東町50
*画像はフリー画像を使用しました。
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