こんにちは!
ショーコです!
民俗学の先生に教えていただいた「神がかり」の瞬間を捉えたビデオ資料を閲覧しました。
面白かったので、報告します!
神がかっちゃった
ヒバ荒神神楽(多分島根県のものだったと思います)を取材している最中に、男性が神がかったところが偶然撮影できてしまったというもの。
お祭りには審神者役と太夫(神がかり)役の人が、お祭りの式しだいに従って、決まった時に神がかった体で、審神者もその体で神のお告げを伝える。
このような流れがちゃんと決まっているそうです。
でも出番ではないところで、突然男性が神がかってしまった。
手足の関節がカチコチに固まって、曲がらないまま手足がバタバタと動く。
神がった人は何か喋っていますが「氏子どもぉ***」の「氏子ども」しか聞き取れない。
審神者役の人ももちろん、聞き取れない。
神がかった状態が長く続くと体に障るので、周りの人たちはなんとか正気に戻そうとする。
祭で、本当に神がかりが起こったことを皆さん経験していないので、騒然としています。
異様な雰囲気です。
本物の神がかり後の祭りは、しらっとした雰囲気のまま終わります。
貴重な記録
「体系日本歴史と芸能 第八巻 修験と神楽」平凡社 VHSと文献資料のセットです。
絶版ですが、図書館に行ったらあるかもしれません。
私は大学の資料室で閲覧しました。
いつ神がかるのかなーと思いながらぼーっとしてたら突然それはやって来ました。
人が入神状態になることに興味がある方には是非おすすめです!
先生、貴重な情報をありがとうございました。
神がかりしやすい人
先生にお話を伺ったところ、やはり神がかりしやすい人とそうでない人がいるようです。
入神状態になってしまう人について、人事ではないと私は思います。
幼い頃から神秘体験的なことがあったし、祖母に連れられ知らないおじさんに霊感を封じてもらって記憶があります。
今もいつ精神錯乱を起こすんじゃないか、神がかりになるんじゃないか、沖縄のユタの神ダーリ的な状態にならないか、大本教の出口家の女性たちのようにならないか、ひやっとすることがあります。
みなさんの中にも、私と同じような不安というか心細さのようなもの抱えている人が少なくないのではないでしょうか。
た、高い!
「体系日本歴史と芸能 第八巻 修験と神楽」で検索してみました。
アマゾンのマーケットプレイに出ていますが、非常に高いです!
多分、絶版です。
気になる方は、図書館で探してみてくださいね。
公共の図書館には置いてないかもしれません・・・。
大学図書館には置いてありそうです。↓(参考までにどうぞ)
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN0522663X
では、また!