2018-11-02
このブログ記事は「蛇おんなペムのオカルト>スピリチュアル日記」https://snakelady13.hatenablog.com/(現在封鎖)に記載したものを再投稿しています。一部改訂を加えている部分があります。
何年かぶりに出雲路にある幸神社を訪れました。

幸神社は「さいのかみのやしろ」と読みます。
御祭神は猿田彦大神です。
もともとは現在の場所から北東300メートルほどの鴨川畔に鎮座しており、道祖神だったのに加え、御所の鬼門の方角を守るとも言われています。
「さいのかみ」は塞の神は村落の境界に祀られ他から侵入する魔などを防ぐ神だと考えられています。
そのせいか、こちらの神社は人格的な神話に出てくる神というよりも、むき出しの自然のエネルギーの塊のような、それでいて何か気難しいものを鎮めている様なそんな雰囲気が漂っています。
境内にはこの様に(右)疫神や(左)石神が祀られています。

ここはどういう場所なんだろうと、しばし社務所の縁側に佇んていると、吽の狛犬さんが必死に何かを目で訴えかけてきた。

どうやら、こちらの神社を訪れる人が少なくてとても寂しいらしい。
以前はもっと人が訪れていたのに、最近はめっきり人が来なくなっていると泣いていました。
境内は綺麗に整備されているけれども、かかっている絵馬はほんの2,3枚です。
確かにとても閑散とした感じがします。
火たき祭やお正月などは人で賑わうのでしょうか。
少しでも訪れる人が増えて欲しいらしく、こちらの神社のことをブログに書くと約束させられました。(誰も読んでいないブログだけど、それでもいいから書いて欲しいらしいのです。)
なので、こうして書いている次第です。
こちらの神社の特徴は、御所の猿が辻にもいるお猿=まさるくん(魔去る)が社殿の北東部分にいるところ。
御幣を持ってえっさほいさと歩いています。
鬼門から魔は入ってくるのを防いでくれるそうです。

部外者がとやかく言うこともないのですが、あまりにも狛犬さんが寂しそうなので、まさるくん守りとか作って売り出したら神社好き女子がたくさん来てくれそうな気がするんですが、いかがでしょうか。
幸神社
住所:京都市上京区寺町通今出川上る西入幸神町303
電話:075-231-8774
京阪出町柳駅から徒歩10分くらい?
河原町今出川の交差点からすぐです。
歴史を感じられるお社です。ぜひ訪れてみてください。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=2867
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