2018-04-25
このブログ記事は「蛇おんなペムのオカルト>スピリチュアル日記」https://snakelady13.hatenablog.com/(現在封鎖)に記載したものを再投稿しています。一部改訂を加えている部分があります。
こんにちは。
蛇おんなです。
今回は蛇おんなのふるさと探訪シリーズ第5弾です。
鶴谷八幡宮について
今回はぱんくん(夫)とふたりで訪れた鶴谷八幡宮(つるがやはちまんぐう)について書きます。
地元の人は八幡神社(やわたじんじゃ)とか八幡様(はちまんさま)と呼んでいます。
鶴谷八幡宮は平安の初期頃に安房国の総社として創建されたそうです。
時代は移り、頼朝が再起する際に鶴谷八幡宮で武運長久を祈念したという伝承があります。
貴族から武士へ政権がわたると総社信仰は薄れ、源氏が崇敬する八幡大神が御祭神の中でも重視されるようになったんだそうです。
現在の御祭神は
品陀和気命(応神天皇)
帯中津彦命(仲哀天皇)
息長帯比売命(神功皇后)
・・・・・・
・・・・・・・知ってる
蛇おんなはどうも息長帯比売命(神功皇后)様と縁があるらしく、それは曽祖父が鶴谷八幡宮の社殿の修理など担当した大工の棟梁だったからかも〜とこちらの記事に書きました。
しかし、後ほどもっともっと深い縁が息長帯比売命(神功皇后)様と蛇おんなにはある(らしい)ことがわかるのですがそれはまた別の機会に書きたいと思います。
やわたんまち
鶴谷八幡宮は毎年9月にある安房国司祭(やわたんまち:八幡の祭りの方言)で各地のお神輿や山車が集まることで有名です。
地元民にとっては一大イベントで、毎年お神輿を担いだり、山車を引いたりすることを楽しみにする「やわたんまち命」な人も少なくありません。
京都の人はお祭りというと祇園祭のような雅やかで、優雅なものを思い浮かべるようですが、やわたんまちには優雅さなど皆無でございます
山車も暴れりゃ神輿も暴れる。
全速力で山車を引っ張り、お神輿が倒れるほどの勢いで揺さぶり、投げ、叩く。
やわたんまちでは、鶴谷八幡宮の境内で暴れるお神輿が一番の見所です。
神社によって荒々しさが目立つお神輿、長い間境内でもみ合ってからしぶしぶ帰って行くお神輿、大人しめなお神輿など個性があります。
お神輿に巻き込まれないように見物する時は安全な場所を確保することをおすすめします本当に危険なのでね。
京都近郊で育ったぱんくんは迫力に度肝を抜かれたと言っていました。
とても激しいので、人死やけが人も出ることがあったんだとか(というか、あります)。
境内ツアー
ま、そんなお祭りの時以外はいたって平和な鶴谷八幡宮。

とってもきれいな境内
こんなに神々しくてきれいな神社だったんだ!と再発見




出た〜
かわいい狛犬さん
たれ目でワンコみたい!かわいい〜
1820年(文政3年)に地元長須賀の石工が制作して奉納したんだそうです!

階段を上がったところが拝殿です。
普段はガラス戸が閉まっているのですが、今回はタイミングよく戸が開いていました
(ちょうど団体さんがご祈祷された後だったようです。)
御神気を気持ちたくさん浴びられたような〜

やわたんまちで集まったお神輿はこちらにお泊りになります。


ご神木のイヌマキの木は樹齢300年といわれています。
イヌマキの木は地元ではホソバと呼ばれていて、地元では生垣に利用されています。
蛇おんなの実家の生垣もホソバの木でできています。
イヌマキは火や潮風に強いといわれています。

八幡神社の見どころといえばこの龍百態や向拝などに施された彫刻!
見事です。
房州で活躍した後藤派による作品です。

こんなところにもお獅子が
愛らしい・・・。
長くなってしまったので、500年前の巫女的な人と話したことは次の記事書くことにします
*蛇おんなカテゴリーの記事はスピスピしています。スピスピが苦手な方はどうぞスルーしてください。
また数年前に書かれた記事については現在の考え方や生き方、知識などが反映されていない場合がありますので、どうぞご了承くださいませ。