オキナガタラシヒメノミコトとわけみたま

2018-05-12

このブログ記事は「蛇おんなペムのオカルト>スピリチュアル日記」https://snakelady13.hatenablog.com/(現在封鎖)に記載したものを再投稿しています。一部改訂を加えている部分があります。

わけみたま=分霊という概念に興味をもったきっかけは、金色にキラキラ輝く巫女姿の巨人でした。

それを神様と言い切ってしまって良いのか私にはなんとも判断が難しいのですが、そのものはまばゆい光を放ち、とても神々しかったです。

きっと神様なんだろうと私は感じました。

私は眠りに入る前、よく頭の中で城南宮に参拝するイメージを浮かべます。

特に何か神様に質問がある時、何かお話したい時にそうする癖があります。

参道から手水舎まで歩き、手水を使い、一礼して鳥居をくぐる。

いつもの参拝に加えて、時には手水で水垢離のようなことをすることもある。

城南宮手水には溢れ出す豊富な地下水が使われていてとも気持ちが良いのです。

鳥居をくぐって見えてくるものはそのときどきで違いますが、この時に見えたのは内拝殿と外拝殿の間くらいに立つ巨大な巫女姿のものでした。

巫女姿の神様らしき巨人は、柔らかい黄金色に輝いていました。

尋ねるとどうやらオキナガタラシヒメノミコト(=神功皇后)のようだった。

城南宮の御祭神の一柱であるオキナガラシヒメノミコト。

その足元に立ち、私は巨大な人を見上げました。

高さはどれほどだろう。

私の身長の50倍、いやそれ以上だろうか。

彼女が一歩間違えて足を踏み出せば、私はプチっという音とともに消えてしまいそうなほどに巨大でした。

私には聞いてみたいことがありました。

個人的な体験の蓄積によって、私はオキナガタラシヒメノミコトとご縁があると直感的に感じるようになっていました。

どのような縁があるのか、またなぜこんな私をいつも温かく見守ってくださるのか。

その疑問をぶつけてみようと思い立ったのでした。

 オキナガタラシヒメノミコト様、いつも見守ってくださりありがとうございます。

今日はお聞きしたいことがあってやって参りました。

オキナガタラシヒメノミコト様と私はどのような縁で結ばれているのでしょうか?

またなぜ我が子のように大切にしてくださるのでしょうか?

『あなたはわたしの一部』

と答えたかと思うと、巨大なその手で私を持ち上げ、口に入れて飲み下し、衣の裾のあたりから出しました。

衝撃的でした。

まるで私は排泄物・・・www。

 神話では、イザナミノミコトの大便や尿から神様が生まれたと記されているのだから、私もまた神であると解釈できたりして、なんて、畏れ多すぎます。

衝撃的な映像を見せられて思い出したことがひとつありました。

人間は神のわけみたま(分霊)であり、神のDNAが息づいていると、ある人が語っていたことを。

『あなたはわたしの一部』とは、わけみたまであるという意味なのでしょうか。

この日はこれ以上質問するのをやめ、疑問だらけの頭で眠りにつきました。

翌日になって昨晩の出来事を正しく理解するために調べものをしました。

わけみたま(分霊)=神のDNAが人間に組み込まれている、この考えが私にはどうも腑に落ちなかったのですが、

神道の基本中の基本の考えを知ったことでモヤモヤは霧散した。

神話成立以前より、日本人は森羅万象すべてに神を見出していたそうです。

ほおを撫でる風が神であり、坂道が神であり、木が神であり、海、大地、山、島などこの世の中すべてが神だと考えました。

人間を含めた自然そのものが神であるという世界観を土壌にして神道は生まれた。 

神道では人間は神の魂を分け与えられて生きているとされる。

そのため人間は「神の子」であり、「ワケミタマ(分霊)」である。

神道はそのアニミズム的な精神を色濃く受け継いでいます。

 自然の一部である人間に、神の御霊が宿っているとしても矛盾はないのでしょう。

さらに神の御霊には非常にパワーがあるため、自らのエネルギーを減らすことなく、御霊を無限に分け与えることができると信じられています。

有名神社の分社が全国各地にあるのがその証拠です。

ということは、私がオキナガタラシヒメノミコトのわけみたまだと考えても、あながち間違いではないということにならないでしょうか。

 しかし、私ごときが、有名な神のわけみたまだなんて、そんなことがあるのだろうか。

にわかには信じられないし、何よりおこがましい、という気持ちが強くありました。

その晩、オキナガタラシヒメノミコトに確かめてみた。

昨晩のことですが、私はあなた様のわけみたまだという解釈で間違いはありませんでしょうか?

すると、昨日までの巫女姿からきらびやかな雅な衣姿になり、サイズ感も普通の人間とまではいかないが、だいぶ小さくなった。

大きな扇で顔の下半分隠して、斜に向け、横目で私を見ながら

『やっとわかりよったわ。』

『はーっはっはっはっは』

と体をのけぞらせて大笑いしたのだ。

昨日までとは一転し、とても高飛車で人間くさい姿を見せらたことに驚いた。

本当に昨日と同じ「オキナガタラシヒメノミコト」なのでしょうか。

とにかく、オキナガタラシヒメノミコトいわく、私は彼女のわけみたまらしいことはわかりました。

不思議不思議。不思議がいっぱいです。

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また数年前に書かれた記事については現在の考え方や生き方、知識などが反映されていない場合がありますので、どうぞご了承くださいませ。

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